PDFPDF入稿について

こちらでは、 PDFでの入稿についてご説明いたします。

PDF/Xとは

PDF/Xは、出力上の問題を引き起こす原因となるカラー、フォントおよびトラップ値の多くを除去するためのグラフィックコンテンツ交換用のISO 標準規格(ISO32000)です。出力のためのデータ制作において、合理的なワークフローを実現する ことができます。

PDF/Xにもいくつかの種類があります。「PDF/X-1a」「PDF/X-3」「PDF/X-4」といくつか存在しています。

PDF/X 以外のPDFとは完全に異なりますのでご注意下さい。

弊社では現在、全てのPDF/X サブセットに対応しております。中でも「PDF/X-4」でのご入稿は大変安定しており、弊社ではこちらのフォーマットを使用して面付け~RIP処理~CTP出力を行っております。

企画 PDF ver. カラーモード 透明
PDF/X-1a PDF1.3 CMYK+特色 分割・統合
PDF/X-3 PDF1.3 RGB+CMYK+特色 分割・統合
PDF/X-4 PDF1.4~ RGB+CMYK+特色

PDF/X対応表

PDF/Xでの入稿メリット

お客様が確認されたPDFが印刷に反映

「お客様サイドで作成された最終PDF/Xを再度開いて確認・再プリントアウト」という作業で問題が無い場合は印刷が可能です。お客様サイドの最終検版など強くお薦めいたします。
弊社でもCTP出力時にその同じPDF/Xデータで検版作業を行います。
つまり同じPDF/Xデータで検版作業を致しますので、様々な問題を軽減させることが出来ます。

データ量が軽くトラブル激減

リンク画像送付不要、スクリーンショット不要、元データ不要と、完成した1つのPDF/Xデータのみの入稿で印刷可能ですので、データ量を減らすことが可能です。
PDF/Xでは全ての使用されたリンク実画像等が埋め込まれます。そのため完成されたPDF/Xデータのみのご入稿でOKです。

フォントの埋め込みが可能

OpenTypeフォントなど埋め込み可能なフォントのアウトラインが一切不要。
煩わしいアウトライン作業を軽減することができます。ただし埋め込み不可能フォントに関してはPDF作成時に文字バケを起こす可能性があります。必ず「作成された最終PDF/Xを再度開いて確認・再プリントアウト」作業を行いご確認してください。

透明効果・色置換も可能(PDF/X-4)

PDF/X-4でデータ入稿された場合は、万一誤ってRGBや特色を使用された場合は弊社適正CMYK カラーテーブルで調整する事が可能です。
たとえばRGBでしか作成出来ないアプリケーションWindows Officeなどのデータに大変有効です。(但し、弊社カラーテーブル変換となりますので、若干色目が異なる場合があります。予めご容赦下さい)
また透明効果(ドロップシャドウ含む)も全く問題なく出力できますので、「透明部分の分割・統合」「ラスタライズ」などの処理も必要ありません。

PDF/X以外のPDFについて

PDF/X規格以外のPDF(高品質印刷・プレス印刷など)、Primo PDF・瞬簡PDF ZERO・いきなりPDFといったフリーソフト(シェア)での形式は原則受付はしておりません。
こちらの形式は印刷対応は可能ですが、印刷に必要な解像度・文字の埋め込み維持といった品質の保証出来ません。

PDFデータの確認方法

Acrobat Reader(Adobe Reader)を使用した確認の方法を紹介しています。
PDFデータを確認する際は、なるべく最新版のAcrobat Reader(Adobe Reader)をご使用ください。
「注釈機能」を利用した修正は印刷の際には反映されません。PDF変換する前のデータに戻っていただき、修正後に、再度PDFに変換する必要があります。
Acrobat Pro版の機能「TouchUp オブジェクトツール」での修正の場合は印刷に反映されます。

PDFの形式について

PDFにデータを変換する際に、PDF/X-4形式での変換をおすすめしています。
PDF/X-4形式は印刷する際、問題が少ないように考えられたガイドラインとなっています。
Officeソフトから、PDF/X-4形式に変換するとエラーになる場合があります。その際は「Press Quality」または「プレス品質」などでの変換をおすすめします。
Adobeサポートデータベースに詳細なマニュアルがありますので参考になさって下さい。
→ 間違いのない入稿データ作り[PDF書き出しプリセット設定]
PDF の変換にはAdobe 社のAcrobat を推奨しております。

フォントについて

フォントは全てエンベッド(埋め込み)された状態でのご入稿をお願いします。
元のデータが、アウトライン化機能のあるソフトをお使いの方は、アウトライン化した上でPDFをお作りいただいてご入稿もできます。
PDFを作成する際の設定を「PDF/X-1a」または「PDF/X-4」を指定していただくとフォントが埋め込まれる設定になっています。
エンベッド(埋め込み)されていない場合、お客様にエンベッド(埋め込み)して再入稿していただくことになります。

フォントのエンベッド(埋め込み)の確認の方法

「ファイル」メニューの「プロパティ(文書のプロパティ)」を選択します。

「フォント」タブをクリックします。表示されているフォント名の後ろが「埋め込みサブセット」となっていると埋め込まれている事になります。

フォントの埋め込み確認
カラーモードについて

カラーモードは基本的にCMYKでお願いしておりますが、PDFへ変換するソフトにより、CMYKにできない場合があります。
RGB画像を使用している場合、弊社にてCMYKに変換させていただきます。モニタなどのRGB表現やインクジェットプリンタなどの蛍光色の様な鮮やかな色は、通常のオフセット印刷などのプロセス4色(CMYK)印刷では再現できないため、モニタなどの見た目と変わってしまいます。中には全く別な色やくすんだ印象での仕上がりとなる場合があります。
また、データに、特色(スポットカラー)をご使用している場合、そのままPDFを作成すると、透明の影響を受ける部分が消えてしまう場合があります。PDFを作成する前に特色をプロセスカラーに変更していただくようお願いいたします。

  • OfficeアプリケーションからPDFを作成した場合は、カラーモードがRGBになりますので、生成したPDFデータ上の色と実際の印刷物の色は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。